穂竜愛好会は、金魚飼育初心者の方も多いので、基本的なことを書いていこうと思います。金魚に興味をもったら、まずは穂竜愛好会から始めるのはどうでしょう。常時入会を募集中です!
穂竜愛好会の入会をご検討くださっている方、また入ってまもない方へ
愛好会会則第1章 総則を一読お願いいたします。
その中で、HP管理人、曽和が特にマナーの点で大切だと思っているのが以下の二つの項目です。
これらのことを踏まえまして、以下のことをおねがいいたします。
当歳魚(とうさいぎょ):この年度内に生まれた金魚。1月生まれでも、12月生まれでもその年度内は当歳魚。
明弐歳(あけにさい):前年に生まれた魚。
たたき(池):コンクリートで作られた浅い池。
坪池:1坪サイズ(1.8×1.8)の池。
ブライン(シュリンプ):稚魚の餌。塩湖で育つ、甲殻類の卵。2~3%ぐらいの塩水と、強いエアの攪拌で孵化させる。
★出展、出品する魚の種類、数、写真の必要の有無。こちらでご確認ください!
■■役員会■■
新年度になり、会の年間行事や会則の変更などを話合います。基本的に役員のみです。
■■春季品評大会■■
基本的には5月の第3日曜日
明弐歳 穂竜の部、変わり竜の部 各5匹
1匹につき1枚のプリントアウトされた写真が必要。
■■研究会■■(1回または2回)
1回の場合 7月第3日曜日、2回の場合7月と9月の第1日曜日
当歳魚 穂竜の部 変り竜の部 各5匹
写真不要 洗面器審査のため
1回目には無料の子どもさん対象金魚すくいがあることが多いです。ぜひ家族連れで!!
■■全国品評大会■■
10月第3土曜日
穂竜親魚、穂竜当歳魚、穂竜当歳魚二部の部 変わり竜親魚 変わり竜当歳魚 変り竜当歳魚二部の部 各5匹(数が少ないときは部門が減るときもあります)
二部以外写真が必要
*「穂竜当歳魚之部」と「穂竜当歳魚二部」への同時出陳は不可。「変わり竜之部」と「変わり竜二部」への同時出陳は不可。
*「当歳魚二部」「変わり竜二部」への出陳は、それぞれ過去の品評大会で「当歳魚之部」「変わり竜の部」「変わり竜親魚の部」にて5位以内の入賞者は、出陳できません。
*「穂竜親魚之部」「穂竜当歳魚之部」「変わり竜親魚之部」「変わり竜之部」への出陳者は必ず出陳魚の写真(1尾1枚)持参。
★榊賞(名誉会長)、杉野賞(顧問)各5匹。独自の色柄や、惜しくも5位には入らなくてもあふれる魅力を持つ素敵な魚に、名誉会長や顧問が様々な賞を用意してくださっています。ぜひ各部門すべて魚を出品してください!
■■慰労会■■
全国品評大会終了後県内の温泉旅館で、温泉に入って夕食を食べて宿泊します。ご家族でゆっくり赤穂に遊びに来られるのはいかがでしょうか。なかなかゆっくりしゃべることができないディープな魚話を夜更けまでしています。
穂竜当歳魚は60cm水槽の飼育をおすすめしています。
稚魚の間は、スポンジフィルター、大きくなれば投げ込みフィルター、上部フィルターも可能です。
60cm水槽で、10月頃の当歳魚サイズ(頭から尾の先まで8~10cm程度)で6匹程度が良いのではないでしょうか。
持っていれば安心
金魚を運ぶ魚類用袋(角が丸い、分厚い)
釣り用のぶくが付いたクーラー、または酸素ボンベ
ヒーターとサーモスタット。25度定温などのヒーターもありますが、サーモスタットとセットのものは温度の調整が可能。
1月:金魚飼育の1年が始まります。ヒーターを入れて産卵をさせる方もおられるかもしれません。1月でも当歳魚です。
3月、4月:水を替えたり、餌をやり始めて金魚を起こします。この時期は水温が変わりやすく、金魚を殺してしまいがちです。
4月、5月:水温が18度ぐらいになれば産卵シーズンです。初めのほうはメスが卵をこぼしても、オスの準備ができていないことも多いです。大潮(満月、新月)やその前後の雨の日などに産むことが多いです。
穂竜の場合は、人工授精しないとほぼ受精していません。
4月、5月、6月:稚魚を育てる時期です。ブラインや稚魚用の餌をやります。また良い稚魚を選別します。
7月、8月:金魚も人間も夏バテしやすい時期です。酸欠注意です!
9月:品評会に向かって育てていきます。
10月:品評会があります。終われば冬越しに向かって準備です。秋に大きくなっている当歳魚は産卵することもあります。
11月:そろそろ冬越しです。青水にして春まで冬眠させます。室内飼育の場合は、加温したり餌をやり続けることもあります。
穂竜は作出者である現名誉会長 榊氏により、昭和43年から藍竜晴我鳥頭魚〔黒青色オランダ出目獅子頭〕を元に紅白高頭パールを交配させて作り出されました。
穂竜の名前の「穂」は、兵庫県赤穂市〔作出者の出身地〕の穂と、稲穂のモミから、「竜」は竜眼〔出目金〕から命名されています。
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